高速馬場を目指して硬めの馬場にしてるんじゃなくて、
蹄跡などで荒れた状態を極力残さないよう馬場を均一化するような方針で馬場を管理。
>>14の通り結果故障率は極端に減った。
昔の馬場を見たことあるだろ、映像でもわかるくらいに芝は剥がれ馬場はボッコボコ。
あれじゃ故障するわな。人間なんか歩くだけで足くじいて大変なくらい。
馬場解放の日に芝コースを歩けばよくわかる。
芝の硬い柔らかいよりも、いかに均一にするかってほうが
故障率に良い影響があるかってことが。
で、よく言われてる「馬場が硬い」という表現。
馬場硬度計で測ると、日本の馬場は硬くない。欧州と同じ程度。
日本は独自の馬場の土をほぐすマシーンがあるので、ローラーかけて均一にしても
柔らかい馬場を保っているんだよ。
イメージで言えば馬場の中に小さい無数の穴を開けふんわりした土というイメージ。
ただ芝は均一に刈り取られ、無闇にレース当日にウェットにしない分
ややクッション性に欠けるとは言えるが。
何故それなのに故障馬が増えるか。
それはイメージの問題。故障馬自体は確実に減っている。
馬場管理が完璧すぎて芝コースが常に走りやすい状態なので、
時計の出る(=能力がある)馬のほうが故障しやすく、
スピードのない下級条件の馬は故障しにくいというだけ。
総合すれば故障率自体は明らかな減少。
他にトレセン調教設備や調教技術の向上で、今までなら「能力あるのに脚弱すぎ」って馬が
デビューすら出来なかったり、数回使って終わってたところ
どうにか上位クラスまで行けるようになったということ。
でも根本的に脚は弱いので、そのクラスのスピードでは耐えられなく故障、
こういう状態だね。
今までなら能力あるのに日の目を見ない馬たちが、ファンに一目置かれる存在に
なったところで故障しちゃうからイメージが悪い。
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